イケメン男子と清楚女子のヒ・ミ・ツ。

**瑞樹side**


安らかに吹く心地よい風______


サァッと音を立てて揺れる木々_____


チュンチュンと絶え間無く泣いている小鳥の声______



「_______ハッ‼︎」


私は目を思いっきり開けた。

視線の先には、深い霧の奥に不気味に揺れる木々の姿。



私…死んでなかったんだ…。


明らかに死んだかと思った…


私の背中にはズッシリとしたリュックの重みがあった。

きっとこのリュックの上に乗っかり、衝撃を抑えられたのだろう。