イケメン男子と清楚女子のヒ・ミ・ツ。

【男のくせに男が好き】


そんな言葉が私の頭の中でループを開始した。



その途中途中で、


【女で生まれたかった】


という言葉も流れる。




「瑞樹、顔色悪いぞ…?


もうそろそろ翡翠たちのところに戻るか?」



決して低くはない遥くんの声が聞こえた瞬間、ループしていた言葉が途切れ、遥くんの方に目を向けた。



「う、うん…」



彼は、なだめるような優しい微笑みを私に見せた。