「亜里沙、先行くなよ」





校門から少し離れたところで降ろしてほしいと亜里沙がいい、俺も一緒に降りた







「一緒にいきたくないから先にいってんだからついてこないでよ」







亜里沙はトゲトゲしくいう






「なんで?」






俺がきくと





「つ、付き合ってると思われるでしょ!」







亜里沙が少し顔を赤くして言う






「いいじゃん、思わせとけば。お前は俺のモンだし?」






そういって亜里沙の肩に手を回すと







「か、からかわないで!が、学校ではクラスも違うし関わらないでよ!放課後、裏門にいけばそれでいいんでしょ?」






亜里沙が怒ったようにいう