俺色に染まれ

「え...これ...家...?」





私は鷲塚家の豪邸をみて唖然とする





どっかの王女様かなんかの家じゃないの?





みたこともないような広さに開いた口が塞がらない。





「ショッピングモールくらいあるんじゃ...」





私が言うと






「本邸はこれの3倍はあるぞ。まぁ、そんなことはどうでもいい。ほら、入るぞ」










俺様野郎はそういってスタスタと歩いていく






ガチャ





じぃが大きな玄関を開けると






「「おかえりなさいませ、アキト様」」




たくさんの執事さんや、メイドさんが挨拶する




「堅苦しいからいいっていってるだろ。ったく!」




鷲塚アキトはそれを鬱陶しそうにいう




「じぃ、部屋に資料をもってきてくれ、すぐに仕事に取りかかる」





「かしこまりました」



鷲塚アキトの言葉にじぃはお辞儀をしていう