「私としたことが...伝え忘れていたわ。明日からは従業員は裏口から入ってちょうだい。チャイムを押して、名前を言えばセキュリティーがあけてくれるわ。

そして、そのままロッカー室へ行ってこの服に着替えてちょうだいね」







オーナーに渡されたのは....






「掃除?」







私がきょとんとした顔でそういうと







「最初から接客をやらせるわけないでしょう?三カ月しかないのよ。どんどん仕事覚えてもらわなきゃ!とりあえず、何週間かは3時間掃除して、2時間言語トレーニングよ」







「は、はい!」






そういったものの、ホテルは死ぬほど広い!ベテランの掃除のおばちゃんにこき使われながら、掃除、洗濯、掃除、洗濯....






気が狂いそうになる。









「はい、3時間たったね。お疲れ様。じゃ、オーナーが別室でお待ちだよ」






掃除のおばちゃんにそういわれ、別室に向かうと