俺色に染まれ

「はい、座って。足...痛いんだろ?今日は家に帰るまで二人でいようかと思ってたけど、さすがにそれを我慢させたくないからな」





俺がそういって靴擦れで痛そうな足を指して、亜里沙をベンチに座らせる








「タイツ履いてるから気づかないかと思ったけど...さすがだね」






亜里沙はそういって靴を少し脱ぐ







「亜里沙のことなんてお見通しだよ」






俺がそういってふっと笑うと







「恐れ入りました。じゃ、今日はお言葉に甘えちゃおうかな」







亜里沙はそう言ってにこっと笑った