「お前、まさか今の話聞いてたか!?」





俺は立ち上がってその子の腕をつかんでいう






やばい、めっちゃ会社の話してた






「っ....な、なにすんの!?」






俺の腕をすごい勢いで振りほどく。さっきまでの心配そうな顔から一気に不機嫌な顔に一遍した







でも...その体はわずかに震えている






なるほど。トラウマってやつね。







「ああ、わりぃ。急に。....お前、なんか聞いてた?」






俺がいうと