「あの、バカ!!!」
「まだ彼女のアレ、噂だと思ってるやついたのか?」
「じゃなかったらあんな自殺行為しねーよ」





まわりの生徒が立ち止まって聞き耳を立てる中、私はかるくため息をはく






「こんな朝っぱらからこんな目立つとこで告白とか何考えてんの?」






私のその言葉に男子生徒は固まる





「そもそも、私あんたのこと知らないんですけど?名前も名乗らずに失礼だと思わないの?マジうざ...」







私の吐いた毒に固まっていた男は少し口を開いて





「え?お、俺、神原さんと同じクラスで...」







その男はぼそっとそういう







同じクラス?しらないし...話したことないんじゃ?