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「う、わー、すっごい人気だねー！」





千夏が目を輝かせていう




転入生は隣のクラスに入ったみたいで多くの生徒が詰めかけていた





「そりゃ、あんだけイケメンで金持ちのおぼっちゃんなら当たり前かぁー。あ、廊下でてきた！顔見えるよ」





千夏に引っ張られる






「私は興味ないってば」







廊下に引っ張られ顔を見る。






あー確かに顔は良さげだ






遠くてよくわからなかったけど、それはわかった







「あ！あれ？神原さん！」
「ほんとだ！神原さん！」
「今度デートしてくれませんか？」






転校生を見たその数秒後、今度は私が男子生徒に囲まれる







「ありえない」




とだけいって私は転校生とは反対側に歩き出す