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亜里沙とは会話のないまま、バーベキュー会場に向かった





車内では、久しぶりに会った美優はずっと話し続けてて、亜里沙にどうしたか聞くこともできなかった










「えー、改めまして、西城　美優（ｻｲｼﾞｮｳ　ﾐﾕ）と申します。
西城財閥の一人娘で、アキトの婚約者でーす」








バーベキュー会場にみんなが集まったところで美優が自己紹介を始める





「こ、婚約者ぁ！？」





亜里沙の友達、新美が驚いて大きな声を出す







「俺が子供のころに祖父が冗談でいったことだ。正式な婚約者じゃない。ただの幼なじみ！」





俺がそういうと




「あーなんだ、そうなのー！びっくりしたー！ねぇ、亜里沙？」





新美が胸をなでおろしていう