すごく後悔をしていた。


亜紀は俺を明らかに軽蔑していたし、このままでは俺と目も合わしてくれないことなんて分かっていた。



「たっちゃん」
昔、亜紀はひにくって俺をこう読んでいた。
今じゃ達也になってることに気付く。
進歩したってこと?

「ねぇ、たっちゃん」
声の主に気付きあせる。
「ご、ごめん」


本当に後悔している。