絶対ダメな恋 〜偏見の世の中を生き抜いて〜上

俊と急いで下駄箱に向かおうとすると先生が
「まぁ一瀬には言える機会がこれからいっぱいあるからなぁ…」

ボソッてつぶやいた。

はっきり聞こえたけど。

「なんか、意味ありげなこと言ってたな、川上先生」


「歩!クラス貼りだされてる!!」

急いで自分のクラスを確認する。
「あった。三組!俊は?」

嫌な予感が的中した。

「俺…二組だ」