絶対ダメな恋 〜偏見の世の中を生き抜いて〜上

「痛っ!!」


誰かにぶつかった。無我夢中で走ってたから気づかなかった。


「あ…ごめんなさ…」


ぶつかったその人が誰かわかった瞬間、心臓が一瞬止まったような気がした。



「…俊……っ…。」