ねぇ……先生。


先生は、いつでも電話していいって言ったけど


先生が疲れてる時にかけたくないよ。


先生の疲れにはなりたくないよ。


その時、先生が彼女と一緒にいたら?


あのキレイな人と…。


僕ね…先生がオムライスの作り方、教えてくれて


作ってあげたかったんだ…。


今度は僕が…


先生にオムライス


作ってあげたかった…。


でもきっとそれは


彼女さんの役目。


僕なんかが作ったって、意味はない。


先生………。


諦めなきゃって思ってるのに…


どんどん好きになっちゃうよ…。


もう溢れるくらい好きなのに


もっと好きになる…。


好きに限界はないの…?


ねぇ先生……


先生は彼女さんのこと


僕が先生を思ってるくらい


好き……?


もしかしたら、それ以上…?


先生を…


愛したかった……。


先生に…


愛されたかった……。