絶対ダメな恋 〜偏見の世の中を生き抜いて〜上

「一瀬……?」


涙を流しながらも、食べ続ける一瀬。


何か嫌いなものでも入ってたのか…?


「すごくおいしい…。今までで…一番。こんなに…楽しいご飯は…生まれて初めてっ…。」


そうか……。


あんな家庭環境だもんな。


きっと冷たい食事だったんだろう…。


毎日、毎日。


「一瀬…俺も嬉しいよ。お前にそう言ってもらえて。独りで食べると、おいしいものもおいしくないよな。」


一瀬……お前がもし


ここにずっと居たいなら


いてもいいんだぞ…?


お前の心が救われるなら


お前が笑顔で生活できるのなら


俺がずっと一緒にいてやるぞ…。


俺がお前の



家族になるから……。