絶対ダメな恋 〜偏見の世の中を生き抜いて〜上

もちろんだが、家の中もきれいで、ピカピカしている。


俺のアパートとは、世界が違うな。


母親は、意外と若くて、綺麗な顔をしていた。


…一瀬によく似ている。


あの子の親であることは、間違いないだろう…。


「そこの階段上がって、左奧の部屋よ…。」


そう言うと、リビングの方へ歩きだした。


「一瀬さんは来なくていいんですか…?」


振り向かず、足だけ止める。

「問題ないわ。カメラがついてて、モニターがあるからそこから見れる。あなたが不審な動きをしてもね。」


何を言ってる…?


そう言うことを言ってるんじゃない…。


俺の監視じゃなく、一瀬の姿を見なくていいのかと聞いてるんだ…。


それに…カメラだと?


一瀬…お前はずっと監視されて、生活をしているのか…?


囚人みたいに…。