ヴー…ヴー…。

携帯のバイブが鳴る。


布団に潜ったまま、携帯を手に取る。


画面には、新着メール三件の文字。


……藤田…。


【一瀬…平山から話は聞いたよ。池田の代わりになったんだろ?だから言ったじゃないか…。お前は本当におおバカだよ。】


その通り……。


僕はどうしようもないくらい


大ばかだよ…。


次は……愛子。


僕が唯一仲のいい女子。


一年の時、同じクラスだった。


確か今は、俊と同じ二組。

【…やほ。久しぶり☆俊彦が天道達に何もされなくなった。今日あんたが学校来てないって聞いて、あんたの仕業だと思った。そうなんでしょ?大丈夫なの?】

愛子…そういえば喋ってないなぁ。


心配してくれてありがとうね。


最後のメール……


思わず目を見開いた。






…………俊。