今日、一瀬を休ませちゃいけないような気がする。


きっと今日休んだら、あいつは…


もう学校には来ないだろう。


あの子が学校に来るために…


無力な俺ができることは…。


携帯をとりだし、ボタンを押す。


……頼む…一瀬。


俺…どんなことでもするから。


お前の味方だから。


俺の手を掴んでくれ。