『あ、ゆうな!』 『りゅうや君…』 あぁ… 一番会いたくない人に朝一番で会うなんて… 私の不幸者~… 『ゆうなも寝坊?』 違うわよ! アンタに会いたくなかったの!! 『…りゅうや君は?』 『寝坊さ。髪のセットしてたら遅くなっちゃって…』 そう言って私の横に座ってくる。 私は窓に顔を向けて りゅうや君を背けた。 『? ゆうな? 何か怒ってるのかい?』 『…別に…』 『足大丈夫かい?』 ほら…また優しいこと言ってくるんだから この人は… また…ドキドキするじゃん…