――……




『あっ! ゆうな!』



私は一時間して、教室へと戻った。



『足大丈夫なの?』

『うんっ! もう歩けるし大丈夫だよ!』



りゅうや君のお陰だよ。



『あっゆうな!!』




私を見つけた りゅうや君がこちらに近づいてくる。



『あっ! じゃあ私はお邪魔だねぇ~♪ フフ♪』



そう言って ゆうかは教室から出ていってしまった。



『ちょっ…ゆうか…;;『ゆうな!!』



りゅうや君…



『なっ何…?』


『ゆうな、俺保健室まで迎えに行くって言ったじゃないか。足は大丈夫かい?』


『うん…大丈夫』




優しいな…




『あと…悪いけど今日は一緒に帰れないんだ』






―えっ……




『そう…なの…?』


『ゴメンよ?』




ありゃ…


何だかフラれた気分…