―翌日―
私は軽い足取りで家を出た。
りゅうや君もう居るかな…?
私はバス停の前まで着くと、りゅうや君を探した。
『居ない…』
あれ…確か行きもバス同じなはずなのに…
どうして?
『ゆーうなっ♪』
あっ
『りゅうや君!!』
振り向くと、りゅうや君が居た。
『ゆうな、もしかして俺を探していたのかい?』
『なっ…!?』
何で分かんの!?
『図星かい? バス停でずーっとキョロキョロしてたからさ…』
くっ…(*`□´*;)
『ゆうな、バス来た。ほら…お手をどうぞ、お姫様』
りゅうや君が手を差し出す。
『えっ…///』
『早く』
『うっうん…』
私は りゅうや君の手に自分の手を重ねる。

