「ふむふむ、清楚系ですな。他に男性と付き合ったことが無いのでしょう、いやあ初々しい仕草がまた男心にキュンキュン来ますなあ!」
「うるさい、会話が聞こえない」
バシッ
「レイちゃん、黙っとき。あと言うてることがオヤジ臭いで」
ドゴッ
「ぷぎゃっ!」
黒斗の張り手を頭に、鈴の肘鉄砲を腹にくらった玲二がダウンした。
「じゃあ……行こうか」
「は、はい……」
伸也が差し出した手を、美女は頬を赤らめながら取り、2人は手を繋いで歩き出した。
合わせて黒斗達も、伸也と美女の後を追う。
「……さあ、やろうか」
「はい……あの……初めてだから……優しくして下さいね……」
寂れたラブホテルの前で、そんな会話を交わすと、2人は中に入って行った――。
