初めての人。

【雄也】

あ~。

やっぱ、俺あいつがいないとダメかも。

あいつ今なにしてんだろ~。

「雄也君…!」

は?何でおまえがここにいるんだよ!

「雄也君…。私…」

「私、雄也君の事が、すき…!」

…。え?

「今何て?」

「…。だから!雄也君の事が好きって…!」

なんで、あいつが俺の事を?

いやいや、そんなわけねぇ。
なんかの間違いだろう。

「だから…。」

涙目になってる。

もー、可愛すぎなんだよ。
俺から、離したはずなのに…。
あいつから、やって来るなんて。
思いもしなかった…。

「俺も…」

「…え?」

「俺も好きだよ。」

顔が真っ赤になっている。

「あ~。可愛すぎ。」

「え、」
俺はそういって、優しく沙彩を抱きしめた。

「俺のところに来てくれてありがとう。」

「う…うん。」

「わ、私も初めに告白してくれて…。嬉しかった。ありがとう。」