「・・・揚げべえさん、僕はみにくいおそばの子ですか?」 「馬鹿言うない!俺は以前本物の蕎麦を何度か眼にしたことあるが、お前ほど色もツヤも大したことなかったぜ! そんなこと気にしてる暇があったら少しでもうまい蕎麦になれるよういくしかねえだろ! てめえ、根性とポジティブさだけは一人前じゃねえか!ほらいくぜ!」 「・・・はい!僕はおそばです!不器用だけど寝れば元気のおそばです!」 「ははは泣いてた鴉がもう笑いやがったぜ」 「ははははは」