俺は少しムカついていた。

好きな奴に「協力する」なんて

言われてしまったからだ。


大「協力するなんて、おまえが言うな。」


菜「なんでよ。なんで私が言っちゃダメなの!?」


大「おまえだよ。」


菜「えっ?」


大「俺はおまえが好きだ。」


菜「名前。」


大「えっ?」


菜「ちゃんと名前で言って。」




大「俺は菜月が好きだ。」