「それで、付き合うって…どこに付き合えばいいんですか??」
付き合ってとは言われたものの、
強引に車に連れ込まれて行き先も教えてもらっていなかった。
「さぁな〜。つうか、お前その敬語やめろよ」
「な、そんないきなり…無理ですよ!」
「お前確か高2だろ?同い年なのに敬語は普通変だろ」
お、同い年!!?
「須崎凌…さんって、高2なんですか!?」
「そうだけど。…んなことも知らねぇのかよ!!」
頷くと、お前本当に女子高校かよ…と呆れた声で言われてしまった。
毎回毎回、どこからその自信が湧いてくるのか不思議だけど、みんながみんな須崎凌に夢中なわけじゃないんだから!
…って言いたかったのを、
なんとか寸前で止めた。
こんな事言ってしまったらまた何されるか、わからない。
「あと前にも言ったけど、俺の事心の中では呼び捨てで呼ぶくらいなら、口にするときもわざわざ『さん』とか付けるな」
な、なんでそこまでバレてんの!?
もしかしてこの人、超能力者なんじゃないの…?
「敬語は禁止、俺のことは凌だ。わかったな?」
えーーーー。
…とは言えず、
私は黙ったまま首を縦に振った。

