そうじゃなくて、
「あんなのがテレビで流れるなんて、私もう日本で生活できません!」
「なんだよそれ…大袈裟だろ」
「だって、あなたのファンの人たちに何言われることか!!!」
さっき近くにいた人たちだけでも、
おばさんから学生まで… すごい人気なのがわかったし
ましてや、あんな
は、ハレンチなCM!!!
日本中の女の人を敵に回したって言っても過言じゃないと思いますが。
「だから、お前が誰なのか確定できないように顔は写って無かっただろ?」
「そんなこと言っても、きっと、わかる人にはわかるんです!!後、気持ちの問題!!」
明日、学校行くのが怖くて怖くて仕方ないってのに!!!
「ったく、面倒くせぇやつ。俺とあんな体験できて嬉しいとか思わねぇのかよ」
「嬉しいわけないです!!」
即答した私の言葉に、一瞬ぽかんとした須崎凌。
他の女の子なら万々歳でも、
王子様の仮面が剥がれた須崎凌を知ってる私からすると、もはや悪魔でしかないんだから。
…チッと盛大な舌打ちが聞こえてきたのは、無視だ。無視。

