一般人が超人気モデルと恋しちゃった話。







「ちょ、ちょっと…っ、なに…「黙ってろ」





いきなりのことに頭がついていけず、パニック状態の思考。





男の子に抱きしめられることなんて勿論初めてで、心臓がドキドキ鳴って苦しい。





こんなに密着してると、須崎凌にもドキドキが伝わっちゃうんじゃないかな…




恥ずかしいような、悔しいような…。





なんて、もはや正常に回っていなさそうな頭で考えていると、





「…ひゃっ!?」





須崎凌の顔が首元に埋められて、
無意識に変な声が出てしまった。






それに対してクスッと笑った須崎凌がすごくムカつくんだけど、擦り寄るように顔を動かされて、もうそれどころじゃない…





ふいに、須崎凌の頭が首から少し離れたと思った矢先





「…っと。あぶねぇ」





突然フッ…と耳に息をかけられたかと思うと、




同時に足の力が抜けて、そのまま倒れそうになったところを須崎凌に支えられながら砂浜に腰をおろした。