「はい!完成よ!!」
後ろから成川さんにポンっと両肩を叩かれて、やっと終わった…。とため息をを吐いた。
妙にずっと力が抜けず、肩こった…。
「おい、成川。まだかよ」
すると、ちょうど同じくらいのタイミングで後ろから聞こえた須崎凌の声。
「あら。凌!今ちょうど終わったところよっ」
成川さんに手を引かれて、須崎凌の方を向かされる。
目が合った瞬間。
須崎凌の目が少し見開かれたように感じたけど、それもほんの一瞬で
じーーっと私の全身を目で追うと、何も言わずにそのままふいっとそっぽを向いた。
「どうかしら、凌?ご感想は。」
「あー…。ま、そこそこだな」
「なぁに凌ってば。照れちゃって〜」
「んなわけねぇだろうが。」
ニコニコ笑顔の成川さんに対して、
須崎凌は、仏頂面で横を向いたまま。

