咲良side 輝side

「ごめんな……。咲良、ごめん。」
泣くなんて、ダサ過ぎるよなぁ…

でも、止まらないだ…。

「咲良…俺は咲良好きだ。子供とか大人とか関係なく、咲良だから好きなんだ。

咲良はそのままでいいんだ。そのままの咲良を好きになったんだから…

咲良、泣かせてばっかだな…ごめんな。」

本当、泣かせてばっかだ…でも、その分これから笑わせるから…

「輝さん…私…好っ…」

俺は、我慢出来ず咲良の口を塞いだ…

キスの味って…甘酸っぱいって言うよな…。

でも、その時のキスは涙の味がした。