咲良side

「咲良〜。起きてるのー?」

今日は、お母さんの声よりも前に起きていた…

だって、寝れない…。

だって、今日はいつもとは違う朝だから。

昨日とは違う朝、今日はいつもとは違う朝。

あの、ハプニングの後…

輝さんから、メアドとケーバンを知ったから…

今、私は携帯を握り締め、正座をしている状態

他人から見たら異様だ…。

私は、意を決して指を進めた…。