まだソファーで気持ちよく寝ているミツ
すこし起こすのは不甲斐ないが親子丼が冷めるのも少し嫌だ
「ミツ、ご飯作った。起きろ」
と揺すぶっても反応なし。
相当疲れているようだ
「起きろっ、て」
少し強めに頬を結構強く叩くともぞもぞと動き出してゆっくり目を開いた
半開きの目でこっちをじいっと見てきて何を思ったのか私を抱き寄せた
手が動いたのも一瞬で、引っ張られたのも一瞬だったからよけることもできず、
ただ抱きしめられる形になった
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