「蘭夢さんはさあ、何歳なの?」
「あ?」
ズルズルと麺を啜りながら唐突な質問をしてきたミツを睨んだ
しかし悪気はなかったようで私と同様に麺を啜っている
「何歳だと思う」
別に意味なんてなかったけど素直に年齢を教えるのはなんだか癪に障る
私だって一応女だしね。
「んん〜、19」
「社会人って言っただろ」
「じゃあ21だ!」
「残念ハズレ」
残念そうな顔をしたミツを横目に見ながら残りのスパゲティをくちに放り込んだ
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