それから黒峰くんがメガネを外したことが校内に広がって、黒峰くんの周りには沢山の人が集まるようになった。
私は隣の席だからそれを見てるだけ。
そういえば最近は優希と登下校してない。
話してもいない。
優希はアンナちゃんとずっと話してる。
「ねぇ結菜。」
「…ん?」
顔を上げるとそこには優希。
とアンナちゃん。
「ちょっと来て」
「あ、うん」
「ねぇ優希?どこに行くの?」
腕まで組んじゃってる…
アンナちゃんやだな…
「俺の彼女だから。気安く俺に触らないで。すぐ戻る。」
そう言って優希はアンナちゃんの頭をなでて額にキスをした。
その瞬間私の何かが壊れた。
