○○を教えてください。

そのメガネを下に落として踏みつけた。


「亮太?!」


私は俯いた顔を黒峰くんへと視線を写す。


前髪を掻きあげて勉強を教えてくれた黒峰くんに変わっていた。


「俺さ、お前らみたいな化粧濃い女に興味ねぇんだよ。」


「なっ、亮太どうしたの?!」


「い、意味わかんない!行こ!」


「…はぁ…ほんとうざい。」


黒峰くんが…

あの時の黒峰くんだ…


なんでかな…
少し嬉しい…


「黒峰くんありがとう。」


「ん。黒峰くんじゃなくて名前で呼んでくれない?」


く、黒峰くんまで?!


「りょ、うた…」


「カタコトすぎだよ。ちゃんと言って。」


「り、亮太っ」


「さんきゅ」と言って私の頭をポンポンした。