さすがにこの先輩もきついわ… これじゃ結菜にも勘違いされる… 「わ、わたしか、買い物た、たたのまれてるから帰るね!」 背後からそう聞こえた少し震えた声 結菜だ 俺は振り返った でも遅かった 無我夢中で走ってて 先輩は腕を離さない くそっ… 「ねぇ亮太?うちにあの子を傷つけて欲しくないなら言って?『じゃあ気をつけてな』って。あの子を止めないで?」 『傷つけて欲しくないなら』 その言葉が頭の中でぐるぐる回ってる