『俺は男なんで大丈夫っすよ。もう19時過ぎたし、今日…もしかしたら出れないかもだし…。』 そう言いながら、ガタガタッと工具を移動させ、圭太は部屋の隅へ寝転がった。 『――…圭太?』 顔を覗き込んだ私。 『――――…先輩…あんま近寄ると襲いますよ。』 ニヤっと笑う圭太。 一瞬にして、私の頬が赤らむ。 からかうな…バカ。