眩しい光に目をつぶっているといつの間にか人間の世界に着いていた。
 
「ここは…?」
 ルナが不思議に思っていると美玖さんが森の中である事を教えてくれた。

「すぐ近くに隠れ家があるから問題が解決するまではその家で過ごそう」
 美玖は優しく微笑んだ。

「分かりました。今日はどうしますか?」
 
「早速、盟蘭学園に行ってさっき説明した人たちに会いに行こうか」
 
「盟蘭学園って言ったら美玖さんがたまに通っている学校の事ですか?」

「うん。あの学校は成績が良ければ、学校に行っても行かなくてもいいから自由なんだ」