キミの隣にいたいんです。

「あんたさ、大丈夫?」
‥‥さっきまであんなに怖かったのに、優しくなってる。

「あ、はい。大丈夫です」
顔をあげると、先輩と目があった。
‥‥カッコイイ。
近くで見ると、そのすごさがよくわかる。
180cmくらいあるのかな‥‥わたしよりすごく高い。
‥‥って、わたしがチビなだけ?
それにしても、スタイル良すぎだよね。
先輩の少し整えた黒髪と、通った鼻筋‥‥どこをとっても完璧。

「道、迷った?」

「あ、はい」

「どこの学校?」
わたし、先輩と同じ学校なんだけどな‥‥。
知らないよね‥‥。
って、当たり前か。
こんなスーパーイケメンな人がわたしを知るわけないしね?

「えと‥‥南高校です」