キミの隣にいたいんです。

「…ごめんなさい」

「…許す」

先輩が笑った。
たったこれだけでドキってするわたしは、やっぱりどこかおかしいのだろうか。
でも…ほら、周りの女の人みんな見とれちゃってる。
だからわたしは正常だ。
この胸のドキドキの意味を深く考えたくなくて…、意味のわからないことを考えてしまう。
この鼓動の意味を、わたしはまだ知らないから…。




「ついたっ!!」

電車に揺られること数分後。
わたしと先輩は市内で1番大きなショッピングモールへ到着した。

「人、多いな…」


さすがに平日の昼間でも多いみたい。
先輩もだるそう…。

「お前、はぐれんなよ」

そう言うと先輩は、これからどうしようなんて思ってたわたしを置いて歩きだした。


「あ!先輩…待って!」


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買うものリストにあったものをすべて買い込んで、今やっと帰れる。
正直、疲れすぎて歩くのもしんどい。