キミの隣にいたいんです。

「え…」

「え…じゃねぇよ、バカ」

先輩の真面目な顔に、これは冗談じゃないことがわかる。

「え…え…えーーーー!!」

「うっせ」

…だってだって!
買い出しって、買うものリストに書いてあるやつ見たけど、量が半端じゃないよ。
あれを1人で?
…委員長の人でなし。

「お前が悪い」

ギクッ…

隣で先輩がつぶやいた。

…心の声がきこえた?

「はい…」

わたしはほぼ半泣きで返事をした。
だって…文化祭の準備でたいのに…。
皆が楽しく準備してるときに、わたし1人で買い物いかなきゃなんだよ?
…泣きたい。
あーもう…わたしのアホ、バカ、間抜け!!

「盛岡さん!」

「は、はいっ!!」

自己嫌悪に陥っていたら委員長にデカイ声で呼ばれた。
正直、こわい。

「じゃあ、さっそく明日行ってきてね」

「は、はい…」

明日…。
そーいえば…。
明日から文化祭の準備とか始めるって言ってたなぁ。
授業が午後からなくなるラッキーな日なのに…なんで買い出し行かなきゃなんないの。

「ぐす…」

あーもう…どーでもいいや!
いいもん!
1人で買い出し行くもん!


「はい、じゃあ買い物は盛岡さんが1人で行ってくれるらしいので…文化委員は特に用事はないです」

…1人をやたら強調してくる委員長に、若干違和感を、覚えながら無事?集まりは終わった。