キミの隣にいたいんです。

やっぱり先輩の笑顔は悩殺能力があるよ。
今までどれくらいの女の子を虜にしてきんだろうか。
「お前もバカだから、いいコンビなんじゃね?」
なんか失礼なこと言ってるけど、やっぱりかっこいいなんて思ってしまうわたし。
‥‥やっぱりバカ?

「バカじゃないです‥‥多分」

「多分かよ」

‥‥バカでいいもん。
頭よくなっていく予定だし!
‥‥て、こんなこと考えてるところがバカなのか。

「ってことでい‥‥か?‥‥盛‥‥さん」

はぁ‥‥頭よくなったら先輩と釣りあうのかな?
‥‥て、それはないかぁ顔がダメダメだし。

「盛岡」

ふいに先輩から呼ばれて、我にかえった。

「はい?」

先輩の目線の先には、無表情の委員長。
なんか、かなり怒ってる‥‥?

「で?いいですよね?」

にっこり笑う委員長の顔がものすごく怖くて、よくないなんて、言えない。

「は、はい」

「ならよかったです」

あ、よかったんだ。
よかったぁ怒られなくて‥‥。

「なぁ、お前話しきいてた?」

「ぇっ!?‥‥聞いてましたよっ」
‥‥先輩のことかんがえてたから聞いてなかったんて言えないよ。
「ふーん?じゃあさっき盛岡は何を決定した?」

「ぇーと‥‥えっと‥‥んと‥‥」

「やっぱ聞いてねぇじゃん」
先輩がなぜか笑ってる。
なんか嫌な予感がする‥‥。

「お前、1人で買い出し」

ふーん‥‥。買い出しねー。
大変、大変!

「大変ですね、その人かわいそう‥‥」

「は?お前が行くんだよ、お前が」
何言ってんのって顔‥‥。

「え?」
先輩こそ、何言ってるんですか。

「お前が話し聞いてねぇから、委員長が決めた」