「ふふっ」

わたしは、元来た道を今度こそ、戻り始めた。
風景も何も変わってないのに。

だけど、さっきまでとは違う。
なんだろう‥‥。
どうしてかな‥‥、
なんで、こんなにドキドキ言ってるんだろ、わたしの心臓。

「憧れ‥‥」
でしょ?
だけど‥‥頭に浮かんでくるのは‥‥


思い出すのは、先輩だけ。