キミの隣にいたいんです。

‥‥喉かわいてたのに、もう授業始まっちゃうし。
また、買いにこよう‥‥。

「じゃあ先輩、失礼します」

「なぁ」

もと来た道を戻ろうとすると、先輩に呼び止められた。

「えっ」

後ろを振り返ると目の前にジュースがあった。

「やるよ」

驚くわたしに、先輩はそうつけたした。

「じゃあな」

そう言うと先輩は教室に入っていった。

‥‥残されたわたしは、ぽーっとしてる。
手に握らされたものを、もう1度見る。

「‥‥イチゴミルク」

先輩らしくなくて、思わず笑っちゃう。