今は昼休み。

この時間はいつも菜澄奈と話す時間なんだ。

私は勇気を出して思ってること、いってみようかなって思った。

反応も怖いけど…いざっ!

「ねっねぇ、菜澄奈?」

「なに?どしたの?」

「あの、さぁ。
もしもだよ、もしもなんだけど、私が恋したいって言ったらどうする?」

「恋っ⁉︎⁉︎
希蘭が⁉︎⁉︎
いや、さすがにないでしょ。
ほんと、もしもでもなさそうな話だね〜」

と言って、笑いながら自分の教室に帰っていった。