朋ちゃんと僕と、O中のみんな

次の日は、もう新幹線で京都から帰るだけって言う気持ちだったから、
団体行動でバスに乗って、京都の名所を午前中回ったけど
みんな「ああ、終ってしまうんだな」って思ってるからか
ただ、楽しかった旅行の思い出をこころに描いて名残を惜しんでいる、ッテ感じだった。

でも、彼だけは違ってた。

そう、文子ちゃんに片想いのDAXライダー、シンちゃんだ。

彼は、以前から文子ちゃんにラヴレターを書いたりしていたけれど
そのほかにも、学校にカメラを持ってきて遠くから
彼女を撮ったり、なーんて可愛いこともしていた。

僕は、小学生の頃から写真が趣味だったので

シンちゃんに写真の撮り方とかを教えていた。

だから、まあ、盗み撮りの共犯者(笑)と言えるのだろうが
花ぬすびとは罪ならず、と言うか...
事情を知っているから、2年F組のみんなはこの、シンちゃんを
応援しているようなところもあった。

やっぱ、キモチ入ってるものね。

そういうキモチはみんなにも伝わるだろうし、
同じような、誰かを好きンなるって気持ちは判っってたから。