美女と獅龍


翌日、私は恭弥と会っていた。

恭弥の家も 財閥の1つ 三神財閥で 初めて出会ったのは 財閥同士のパーティーの時。

人見知りだった私と引っ込み思案だった恭弥。

でも、たまたま そのパーティーに来ていた子供は私たち2人だけで 遊ぶとすれば 必然的に私は恭弥と遊ぶしかなかった。

そうして、仕方なしに遊んだ恭弥は思っていたよりも面白い人だった。

『また、遊ぼう⁇』

帰り際にはそんな約束を取り付けたくらい。

それからも、家が近かったこともあり 一緒に遊ぶことが多くなっていった。

「また、急に呼び出してきて……何⁇」

「麗夜君について、教えてほしいの。」

「……琴野⁇」

怪訝そうな顔をする恭弥。

「例えば、最近 頭がおかしいこととか⁇」

あっさりと言い放つ恭弥。

私は頷く。

「……面倒。」

「教えて。」

「別にいいけど……」

恭弥は話し始めた。