「瑞姫さんを守りに行けなかった。
そんな俺が、鳳凰として働く意味はない。
そう思うと、会わせる顔がなくて……瑞姫さんの所に行けなかった自分が憎くて……」
「私を守れなかった⁇いつ⁇
私は 麗夜君に守られてばっかりだよ⁇」
「鳳凰として活動する、って言われたその日。
瑞姫さんが誘拐されたけど、俺は助けに行けなかった。
怪我が悪化していて、家帰った瞬間 寝かされて 次の日は病院に連れて行かれたから。
次の日、病院から帰ってきてから 誘拐犯から 瑞姫さんを誘拐した、っていうメールを見た。
もう、遅い。
そう思ったから、結局 行かなかったけど まだ俺は引け目を感じている。
俺を触らないで、気軽に触れて良いような人間じゃないよ、俺は。」
私の手を振り払うと、麗夜君は行ってしまった。



