「……あの時は、ごめん。
突然、麗夜君のことを拒否するような態度を取っちゃって……ずっと、謝りたくて……」
「俺が惨めになるだけだから、辞めて⁇
謝らないで。」
「……え⁇」
「話はもう終わりでいい⁇
俺、もう帰るから 雅さんに報告しておいてほしい。
じゃあ。」
麗夜君は、倉庫から出て行こうとした。
「待って‼︎」
私は、麗夜君の背中に抱きついた。
「……何。」
「私だって、仲が良い人なんていないから 学校では独りで……麗夜君が私に話しかけてくれた時 凄く嬉しかった。
だから、私にとって 唯一の友達は麗夜君なの。
本当のこと、さっき言ったので全部⁇
他に隠してること……言えてないこと、ない⁇」
私と同じくらいだった麗夜君の背が ヒールを履いている私よりも高くなっている。
成長期なんだなー……なんて、感じながら 今 このタイミングを逃したら もう2度と麗夜君と関われないようになりそうで、そんなことになってしまうのが嫌だから 私は何としても麗夜君を引き止めたかった。



