美女と獅龍


「透哉が俺のこと嫌い、っていうのは随分前から知ってたし、今も俺のことを嫌いなのは知ってる。

知ってるけど……それでも……、酷いよ。」

俺は総長室から出た。

「……はっ⁉︎ちょっ……待てっ‼︎」

っていう透哉の声は無視した。

俺はそのあと、寄り道せずに真っ直ぐに家に帰った。